今日の手仕事 バック
芯地に端切れを縫い付けこちらは端切れそのままですから
半幅の帯地に縫い付けられる生地の大きさですから
ぱっち部分は前回の半分の幅です。
出来上がり寸法41x29の幅12cm
中にファスナー付きのポケットと反対側に
大きなポケット間に1本縫って二つに分けてあります。
玄関飾りを5月人形からやっと取り替えました。
いつもはしまいっ放しのオーブン粘土の人形たち
飾るのは初めてです。
私たち兄弟 作るのはきっと親からの遺伝なのでしょう
でも 作ったらその満足感で次は何を作ろうかしらと
果てしなく作り続けてます。
生まれは3代続く碁盤職人の家
祖父は宮大工だったそうですが、怪我をして
碁盤職人の道に入ったそうで
父は画家になりたかったようですが、友禅職人の道に進み
身体を壊して、実家の職についたそうです。
子供5人の7人家族、貧乏所帯で今考えても
食べていくのがやっとの生活でした。
小さい時から、内職もよくしましたので
今の私はその延長線です。
だからだれよりも根気があるのだと思います。
兄は77歳でALSで亡くなりました。
病気が分かり7年ほどの闘病生活を自宅で過ごし
家族に看取られなくなりましたが、
病気になる数年前にやっと兄の技術が世間に知っていただけるように
なった矢先の発病でした。
碁盤師鷺山 形の残るものだから手を抜くなが口癖でした。
父も技術は凄かったのですが、二人とも
碁盤屋の碁盤を作り続けておりましたので
世間には知られない存在でしたが。やっと
知られるようになっての発病でした。
50年経ったら父の初代鷺山という凄い碁盤師がいたと
言われると言うのが兄の言葉でもありましたが。
死んだらお終いです。
碁盤師鷺山のネットの評判も最近は少なくなりました。



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